【バスでハノイへ】
先日の日曜日、バスでハノイへ行ってきました。
朝、8時半アパートの300m程離れた一筋先の道路にハノイ行のバスが10分間隔で出ているとのことで歩いて出かけました。
バス停は決まっていないので沿線で待ちましたが結局30分程待たされました。
始発のバスターミナルから近いため乗った時はまだ空席があります。
通路側の席でおっさんの隣に座りました。
座った瞬間におっさんの足と私の足が かなり窮屈に密着し気分が萎えました。
窓側に座っているおっさんの窓側はかなり空いているのですこしずらしてくれればこんなに密着しないのですがベトナム 人全く気にしません。
この前も国内線の飛行機に乗った時も隣の若いアンちゃん肘掛を無視して肘を私の脇腹に押し付け、更に胡坐を組んで私の席に侵入してき たことがありました。
馬の耳に念仏なので我慢しました。
しばらくバスはゆっくり走り、次から次へとお客さんを拾っていきます。
そのうち満席になりましたが それでもお客さんを乗せます。
客席の間には補助椅子が付いていません。
風呂場で使う低い椅子を持ち出し、ものすごい狭い間隔で客を座らせます。
この状態で 2時間半ようやくハノイへ着きました。
料金は65,000ドン(約180円)エアコン付きです。
今回の目的は以前ハノイに勤務していた会社の近くを訪ねることです。
会社の近くにあったマーケットまでタクシーで行きましたがこのタクシー メーターがインチキで1.5倍位の値段でした。
マーケットは相変わらずでどこでも同じ雰囲気です。
当時、新しいスーパーのウエスタン・カン・フードはあり ませんでした。
輸入缶詰が主体の店でその当時はほんとに貴重でした。
1ドルビーフステーキは健在でした。
当時は10,000ドンだったので今はその倍以上 でしょう。
昔の会社周辺は道路も広く様変わりで面影は無く、おそらくこの辺かなという状況でした。
近くのビアホイ(ビールもどきを飲ませる店)では日曜日 なので大勢の人が昼から飲んでいました。
昔では考えられません。
豊かになったのですね。
ぶらぶら歩いて2月に泊まったSofitel Metropole Hotel。
さすがに由緒あります。
1901年創業ハノイダントツのNo.1です。
そのすぐ北の広場で結婚写真を撮っていました。
小さな広場なのですがなんと8組がニアミスです。
昼食は一人なのでスパゲッティ。残念ながらノビタ君でした。
目的のもう一つに水彩の風景画を買うことです。
いつも買っているSofitelの傍の画廊にいったところその画家の絵は高くなっておく事が出来 ないとのこと。
近くには幾つもの画廊があるので探しながらぶらぶらしました。
3件目にようやく見つけそこにあったお気に入りの画家の絵を12枚全部買い占 めました。
大分値切ったのですが今までの倍以上でした。
さらに歩いて旧市街36通り周辺をぶらぶらし、今度はまともなタクシーでバスターミナルへ。
乗ったバスはやはり30分動きませんでした。
ようや く動いたら大音響のクラクションを鳴らしっぱなしでオートバイを蹴散らしながら客を拾い続けました。
ハノイ市内やハイフォン市内では客を乗せたり降ろした りとゆっくり走るのですが国道5号線では猛スピードで突っ走りまさしく大音響でバイクや自動車を蹴散らす勢いです
。帰りも2時間半でした。
普通の自動車が 走ると同じように2時間半かかるので客の乗り降りがあるバスが如何に飛ばしているかがわかります。
ちょっと疲れました。
ハノイのバスターミナルで買ったお茶、見た目、ロゴはタイのOISHIブランドでしたがベトナム品で賞味期限が2009年でした。
知らずに飲みました。
味はまともでした。
後で気が付きましたが今のところ腹の調子は大丈夫です。
111115 泰介
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