【世界遺産とテトと鉄道】           

 

テト(旧正月)休暇で世界遺産のハロン湾に行ってきました。
ハノイの東150km程の所にあります。
この季節寒いのと晴れ間が無いのでベストとはいえませんが靄の中に薄墨で書いたような島影は非常に印象的です。
午後1時に乗船し、ワインを楽しみながらブフェランチ。
その後、島に上がり鍾乳洞の見学や船上では生春巻きの料理教室。
部屋の中のシャンペンを開け乾杯しながら話をしているとりと景色はしだいに夕闇に消え、あたりは瞬く間に漆黒の世界となります。
夕食はメニューは変わるがやはりブフェです。
ワインを2本空にして映画「インドシナ」を見る元気も無く部屋のベッドへ。
翌朝、太極拳のエクササイズはパス、モーニングコーヒーは頂きました。
船は島並みの間を通りながら港へ向かい、朝食が終わるころには無事帰港しました。

  

ハノイのテトは全く静かです。
殆どの店はシャッターで閉まっており、人影もまばらです。
あれほどうるさい警笛も殆ど聞こえません。
とても静かです。
家の前には国旗が立てられています。
ハノイからハイフォンへは鉄道を使いました。
ベトナムの鉄道は思っていた以上に正確でした。
15:25ハノイB駅(A駅は南向線)を定時に出発、途中駅はかなりの人が乗り降りし、また単線のため途中10分ほど待ち合わせの停車などもありましたがハイフォン到着は18:03、3分間の遅れでした。
プラットフォームといっても特に高くなっているわけでないので乗り降りは大変ですが大きな荷物を持っていると係員が助けてくれたので助かりました。
駅の外に出ると大勢の客にバイクタクシーと少しのタクシーがありましたがテトのためべらぼうな金額を吹っかけていました。
とはいっても乗らざるを得ないので言いなりで乗車しました。
大体4倍でしたがアパートには6時半より前に到着できました。

                                 11.02.08 泰介
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