【個人事業主のつぶやき】
Taisukeさんの反応を期待しているようなのでちょっと反応してみましょうか。
でもこれ「なんでも扉」に入れられると誰にでも閲覧されると言うことであまり格好よくないというか恥ずかしいので
「泰介のタイ通信」でお願いします。
茂美さんは
(費やしたお金に対しての満足感は個人別に差がありますよね。たとえば、個人事業主のTaisukeさんにとっては
大したことはない額でも、年金生活者の隊長にとっては大変な負担になってるとか!従って、支払う費用に対して
の期待度も大きく違いますよね。)
とおっしゃっていますが私、年金だけでは生活できない状況なのです。
多くの皆様と違い、会社倒産後、更生手続き中に「君を必要をしません」と退職を無理強いされ、55歳で失業した
わけです。
これによって最後の大事な所で厚生年金から国民年金に切り替わったため、皆様とは比べ様の無いほど受給予定
額が少なくなってしまいました。
もう一つ、皆様は定年まで勤め上げ正規の退職金をきちんと頂いたのでしょうが、私はほんのスズメの涙でした。
失業してから5ヶ月間、屈辱の職安通い。
当時は建設業特に私の専門分野での求人は殆ど見当たらず、偶にあっても街場のサブサブコンの現場監督で
給与は総額で30万円程度のものしかありませんし、そこに肩叩きにあったゼネコン退社組が押し寄せるわけです。
ということで国内での求職を諦め海外のものを探したのです。
この時、派遣会社からの話に乗って台湾での現場監督という形で出たのですが、契約は派遣会社と個人事業主
との間で行うということになったのです。
簡単に言うと給与に見合う仕事が出来なければ何時でも首というものです。
しかも、私40歳頃から現場を離れていたため、現場管理が出来るかどうか不安を抱えての出発でした。
もう一つ、失業保険の給付はその当時、日額最高額の10,300円程度で、最長の1年間受給が認められていました。
次の就職が早く決まった場合、残期間に支払われる総額の半分を就職祝い金として貰えるはずなのですが、
それは次の就職先が雇用保険加入会社となっており、私の場合は個人事業主のため適用されませんでした。
5ヶ月間受給しましたので残りの7か月分の半分である約100万円がパーになりました。
タイの仕事もそろそろ終わりです。次の仕事を探さなくてはならないようです。
というわけで年金生活者の隊長になれる身分を羨むものです。
08.07.10 泰介
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