【続き】
今日ネットを見ていたらこんな記事が出ていました。
<走行中のバスから女性が転落し意識不明の重体>
18日朝、バンコクのソーイ・スクムウィット38付近を走行中だった都バス(48番路線)から、30歳位と見られる女性が転落し意識不明の重体となる事故が発生した。
バスの運転手が、バス停から約100m離れていた地点を走行中に乗降口を開けた為に、次のバス停で降りるために乗降口付近に立っていた女性が車外に放り出され、地面に強く叩き付けられたと見られる。
警察側は、運転手の身柄を拘束し不注意運転の容疑で事情聴取を行う方針を明らかにした。
48番バスはちょくちょく利用します。バンコクでも有数の混雑する道路です。
後続の車にはねられた可能性が大きい。
07.09.18 泰介
【バンコクのバス】
最近、バンコク市内を走るバスをよく利用します。
家のすぐそばにバス停があってとても便利だからです。
でもバスには行き先表示は無く、路線番号の表示がありません。
また、書いてあってもタイ語ですので何が書いてあるのか分かりません。
バス案内の本を買ってバス番号と路線を勉強しないと乗れないのです。
路線だけでなく、例えば運転席の近くに赤い板で表示があるときは、途中までしかいかないで打ち切られるバスとか、青い表示は同じ番号でも路線が2つあるとかで、覚えないと途中で降ろされる破目に陥ります。
私が乗るのはエアコンのついていない一番安いバスです。
何故このくそ暑いバンコクでエアコン無しのバスに乗るかというと安いからではありません。
お金はたくさんあるのですが乗れないのです。
理由はエアコン付きバスは区間料金制なので車掌に行き先を告げる必要があります。
これが大変難しい。
タイ語は中国語の四声より多い六声なので、日本人にとって同じように発音しても相手に通じない。
車掌が繰り返し尋ねても通じないと、隣のタイ人が親切に手助けしてくれるのですが、大抵の場合それでも通じない。
そのうちバスに乗っている全員を巻き込むことになる。
だからエアコン付きバスには乗れないのです。
それに対しエアコン無しのバスは路線単一料金だから、乗ってお金を払うだけで言葉を喋る必要が無いからです。
バスの運転は日本のように丁寧ではありません。
バス停でもちゃんと止まらず、乗客がステップに乗るや否やアクセルを踏むので、乗り込むときには手摺に掴まらないとかなり危険です。
また、ちょっとでも混むと追い越し車線を走るため、バス停でも平気で追い越し車線で止まり、乗降客は歩道から追い越し車線まで車の間をすり抜けて乗り降りします。
降車時には日本と同じくブザーを鳴らして知らせますが、少しでも道路が混んでいる時は、ブザーを鳴らしたらバス停でなくても直ぐに扉を開けます。
もっともほとんどドアは開けっ放しで走っていますが。
07.09.17 泰介
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