【レタス】
北京、上海の話に続いて調子に乗ってきたので中華料理の話をします。
先ず、中華料理の店で注文の仕方。誰かが中華料理と中国料理は違うとか行っていましたが、私は何が違うのか知りませんので言及はしません。
それと、ここでの話は一応ちゃんとしたレストランということで、街場のラーメンなどを提供する中華屋さんでの注文のことではありません。
そういったところでは大抵一人か二人で行き、それぞれ1品か2品頼む程度のところで「ラーメンと餃子」が良い例でしょう。
レストランで料理を注文するとき、勿論、あれが食べたいとかこれが食べたいとか思って店に入ると思いますが、一番最初に決めるのは何品頼むかということから始めます。
こういった店で食べるというと数人のグループで行くと思います。
料理の品数はとても簡単なので覚えておいてください。
それは人数+1です。
しかもその内の+1はスープを指します。
ということは4人の場合、オカズ4品とスープ一品ということになります。
普通一卓10人くらいまでですが7、8人以上となれば10人であっても一卓8品にスープ1品で良いと思います。
次に食べたいものの材料を考えます。
例えば鶏肉、豚肉、牛肉や魚、海老、蟹、野菜、豆腐などからどれを選ぶか決めます。
同じ材料が重ならないようにします。
次に調理方法を組み合わせていくわけです。
中華料理といえば「炒める」と思っている方が多いと思いますが沢山の調理方法があります。
炒める、蒸す、煮込む、焼く、茹でる、煎る、揚げるなどがありますがこれも材料と同様、同じ調理方法にならぬようにします。
中華料理は油の使い方がポイントになるようです。
和食、洋食にはない油の使い方があります。
簡単な料理を一品お教えいたします。
名前は「油菜生菜」油菜は料理方法で生菜はレタスのことです。
1.材料 油大匙2、レタス1個、オイスターソース(香港李錦記ブランド・最近はスーパーで売っている)適当
2.作り方
@鍋に湯を沸騰させ、表面に大匙2の油を入れる。前もってちぎったレタスを入れ、再沸騰したらザルにとって皿に盛る。
A皿に盛ったレタスにオイスターソースをかける(多いと塩っぱくなるので注意)。
たったこれだけです。これも中華料理なのです。
07.07.05 泰介
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