おとこの料理教室



【あまの】

「鹿島槍」の山小屋の粗食?に耐えたご褒美に昨晩「あまの」に行ってきました。
場所は直ぐ判りました。
夜の部、予約「
3,000円コース」でした。
5:30到着すると他のお客は無し、最後まで完全貸切でした。
ただし、その後お客があるようでした。 
付だし、蕎麦豆腐、タコの酢の物、身欠きにしん、天ぷら、出汁巻たまご、カモ焼き、しめの蕎麦、ビール2本、お酒2合。
2人で 計 8,200円也。
蕎麦は北海道産、新そば10割、ほのかに甘く、薫り高かったです。
料理の量の質も満足、満足・・・・・。
朝男隊長ご指摘のように、趣味が高じて店を始めたという感じが色濃く出て、商売っ気があまり無い。
静かな隠れ家ですね。
次回は秋の深まった昼下がり、のんびりと蕎麦を手繰るとしましょう。 
なお、店は自宅でなく「借家を改装」だそうです、ビックリ・・・。
ご亭主は次の趣味として「ピアノ」を選択、すでに購入済とか。 

                                      130924  茂美



【手打ちそば処「あまの」と蕎麦教室】

★朝男 「あまの」は「かねこ」や「沢畔」のように、東京の名店で修業したご主人が始めた店とは違って、60過ぎた親父さんが趣味で始めた蕎麦打ちの店です。
商売というより、蕎麦を打つために店をやってるという感じです。
皆様方の厳しい舌の評価がどの程度になるかはわかりませんね。
「かねこ」は移転前の店のほうがが好きでしたね。
蕎麦もうまいのですが、私の場合蕎麦とお酒はセットですので、酒飲みが一人でも気楽に飲める雰囲気がよかったです。
お客も買い物帰りにちょっと寄ったという感じの夫婦連れとか、家族連れが多かったようです。
今の店は、中心街から少しはなれたため、ちょっと寄るというより、すこしおしゃれなおば様たちが、おいしいお蕎麦を食べに来ましたよ、という感じが多くなった気がします。
一人で酒を飲んでいると落ち着きません。
もっとも移転後は平日しか行ったことないので日曜などは違うかもしれませんね。
北浦和の「寶」は飲み屋にちかい雰囲気があります。
酒は新潟が多かったかな。


★泰介 1か月ほど前偶然案内板を見つけ、恐る恐る店の前まで行ってみました。
とても一人で入る勇気はなかった。
その後友人と二人で伺おうとしたところ定休日で空振り。
気にはなっていた。
私の好みでは家の近くの「分上野藪かねこ」が1番、市役所前の「沢畔(たくはん)」、仲見世通りの「庵浮雨」が2、3番。
やや落ちて北浦和駅西口線路沿いの「寶」といったところです。
激戦の浦和で「あまの」はどの程度なのでしょうか。
ところでこういった蕎麦の名店には私の好きな安いタヌキ蕎麦がない。
残念だ。


★茂美 カミサンが外食したいと言うので、北浦和の「お多幸」に出かけました。
家を出るころにはポツポツ降り出したんですが、店に着くと同時に「雷」「土砂降り」・・外は歩いている人もいない。
それでも店内は極楽、極楽、冷たいビールと刺し身を満喫・・・。
小一時間で雨もやんで、笠もささずに帰宅しました。
結局、土砂降りの最中は「飲んでた」わけですね、これも日頃の心がけの良さ??


【気になっていた蕎麦屋です】
前から気になっていた蕎麦屋「あまの」へ行ってきました。
昼の12時過ぎでした。

【場所が分かりにくい】
常盤公園と六間道路の間の細い道からさらに細い路地に入って曲がった奥というわかりにくい場所。

【普通の人家です】
看板などはありません。
そっと玄関を開けるとシーンとしています。
スリッパが並んでいるのでそれに履き替え、すぐ横のドアをおそるおそる開けました。
普通の部屋ですが、テーブルがいくつか並んでいます。
ここがどうやら店のようです。

【ご主人が一人でやっています】
ここのご主人、以前は設計事務所をやっていましたが、趣味のゴルフもそこそこやったので、もう一つ趣味を持ちたいと思ったが、蕎麦打ちがおもしろそうだと、60過ぎから蕎麦打ちを始めて、2年前にこの店を開いたとのこと。

【食したもの】
店の一押し「せいろ蕎麦」(
700円)を頼みました。
すると突出しのように、こんにゃく、しみ豆腐、などが小皿にのってでてきました。
おもわずお酒を頼んでしまいました。
日本酒は滋賀の「七本槍」だけです。
冷たいのが杉の四角い酒器で出てきました。
美味い。(一合
500円)ちなみにご主人は酒は飲めないそうです。
メニューには蕎麦以外にも天ぷらやら、卵焼きやらつまみになりそうなものがいくつか並んでいます。
すべてご主人の手作りです。
「そばいなり」(
150円)をたのみました。
いなりずしのご飯のかわりに蕎麦が入っています。
サービスで大根、キュウリの漬物がでてきました。
「じゃがいもの床」でつくったのだそうですが、そんなつけ方をはじめて聞きました。
さっぱりとした上品な味です。

【蕎麦は二回に分けてでてきます】
おまちかねの蕎麦ができてきました。
ちょっと茶色がかった十割蕎麦でかなり細く切ってあります。
細長い漆のせいろに入っています。
量は多くありません。
ちらかというと少なめです。
そばつゆをつけ一口食べます。
美味い。(表現力が乏しくすいません)そばつゆは私好みです。
お酒を飲みながらゆっくり食べます。
蕎麦がなくなりかけたころ、ご主人が次をゆでますか、と聞いてきました。
せいろは二枚セットですが、ゆでたてを供するためお客の食べ具合をみながら時間をおいて出すのだそうです。
食べ終わると蕎麦湯が陶器にはいってでてきました。
この陶器は友達に焼いてもらったオリジナルだそうです。

【最初から最後までお客は私一人だけでした】
まさにご主人の趣味が高じてといったお店で、蕎麦好き(蕎麦打ち好き)が集まる隠れ家的存在というところでしょうか。
でもそうした店にありがちの一元さんの居心地の悪さ、趣味の押しつけがましさ、独りよがりな感じはありません。

【個人指導の蕎麦教室】
ご主人、ここで昼の営業のあと蕎麦教室を(水)〜(日)の毎日開いているとのこと。
一日一人だけをマンツーマンで教えてくれるのだそうです。
授業料は7人前のそばをつくって、材料費こみで
3,000円です。
時間は1時間半ぐらい。
管理人さん、蕎麦打ち道具が眠っていませんか。
教室はともかく一度是非行ってみたらよろしいかとお勧めいたします

130823 朝男

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